山岳堪能クエンカ6〜古都クエンカ〜

命からがら,目的地のクエンカに到着した。

 

ホテルの部屋からはこの広場が見える。

クエンカは,古い町並みが残っているため,世界遺産に登録されている。

また,アメリカの「老後に住みたい町ランキング」で1位になったこともあるようだ。

 

税金と物のねだんが安くて,エクアドルの中でも平和なクエンカ。

実際,4000人をこえるアメリカ人のおじいちゃんおばあちゃんが移り住み,ぜいたくな暮らしをしている。

 

 

観光して,ブレーキを調整したいので2泊しよう。

死にかけた次の日,朝の雨が止むのを待つ間にブレーキの交換と調整をする。

・・・メキシコで買ったブレーキシューが合わない。もう予備がない。

日本でブレーキも新しくしてくればよかったなあ。高いもんじゃないし。

 

よし,もう無理だ。プロに任せよう。

地図で自転車屋を探すと,近くに何軒もあったので行ってみる。

 

 

おしゃれな坂を下って,世界遺産である旧市街をいったん出る。

ブレーキがほぼきかないのにこの坂はきびしかった。きれいだけどね。

 

 

ある一角に自転車屋が集中していて,そこだけ道路に自転車用レーンがあった。

適当に入った店で,「メカニックならあの店だよ」と教えてもらったのがここ。

 

なかなかに先進的なショップだ。

事前に調べておいたスペイン語で,「ブレーキを直してほしい」

と言うと,店員は英語を話すことができた。

 

ホントにどの国でも,自転車屋は英語が話せる。何で?

新しいブレーキシューがほしいことはすぐに伝わった。2種類のうちから,前後で合わせて22ドルの高い方を選ぶ。いつものシマノではなく,アメリカ製のようだ。

 

作業をしてもらっている間,店の中を見て待つ。

マウンテンバイクの店なんだな。

コロンビアではロードも見たけど,エクアドルではほとんどMTBだ。

自転車だけでなく,ヘルメットやシューズ,ウェアなどのアクセサリー類もたくさん置いてある。

このレベルの店がたくさんあるのなら,日本にも負けてないぞ,エクアドル。

 

20分後,完璧に調整された自転車がもどってきた。

うーん,やっぱりプロの仕事はすごい。作業の様子を見せてもらえばよかった。

とりあえず,高級ブレーキシューを装備してほっと一息。

 

ホテルに戻って,午後は街を見て回ろう。

 

 

はじめの写真にも写っていたこの建物が,クエンカの大聖堂。

メキシコから大聖堂はいくつも見てきたけど,ここが1番大きい。

 

中はものすごく広々としていた。

ふつうは中央の奥だけにあるキリストの祭壇(さいだん)が2ヶ所ある。

 

 

ステンドグラスはどこでもきれいだね。

この模様の感じ,キトのヴォト国立教会ににているな。

 

正面からだと青いとんがりぼうしが見えないけど,これはこれで立派。

今日も天気が悪いから写真も暗くなっちゃうなあ。

 

中心部だけならそれほど広くないので歩き回ってみる。

どの通りもこんな感じ。キトよりもずっと落ち着いた町だ。

 

くわしくはわからないけど,法律関係の建物。かっこいい。

 

いつものコロニアル風。

クエンカには,あまり派手すぎない建物が多いように思える。

とちゅうでお金をおろしたり,スーパーで買い物をしたりしながら歩き,ホテルに戻った。

この町も,もっと見どころがあるかもしれないけど,もう満足。

 

 

夜,レストランを探していると,大聖堂がライトアップされていた。

それより,広場がめちゃくちゃ明るい。これなら悪いことはできませんな。

 

ホテルのとなりにおいしいピザ屋があって,昨日の夜,今日の昼とピザだったから,夜は中華にするか。

 

 

チャーハンとあんかけそばのセット。

これは,エクアドルの中華の中でダントツにおいしかった。

でも食べきれず,半分はお持ち帰り・・。

 

 

うーん,もう1泊して,旧市街の外側も見たいな。

アメリカ人が1位に選ぶほどの町だ,地図で見るだけでも公園がとても多くて住みやすそうだ。

店なども先進国にひけをとらないレベルだし,物価はアメリカの半分ぐらい。

あれ,クエンカっていうか,エクアドル最高じゃない?

 

 

と,少し迷ったけど,先を急ぐことにした。

いやなことは先延ばしにしたくないのだ。

 

 

いやなことって,ホテルのある町がクエンカから105kmはなれてることだよ!

ずっといやだなあ・・と思っていた日がついに来てしまった。

もう,走るしかない。

 

さて,長かったクエンカまでの道はここで終了!

毎日1000m以上登ってきて,今では800mぐらいなら「今日は楽」と思うようになってしまいました。坂はきらいだけど流石に慣れた。

ここまでもこれからも,エクアドルにいるうちはアンデス山脈を堪能し続けるでしょう。

 

次回からは,エクアドルの終点を目指します!

「曇天山行マカラ」

 

ホントに,山の上はいつも雨!

 

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