山脈堪能クエンカ4〜騒音カラオケに物申す!〜

今日はアラウシから35kmlはなれたチュンチまで。

その後,エルタンボまではホテルが無い。一気に山道を95kmも走るのは無理なので,2日に分けることにした。

 

 

ゆっくり10時に出発。

町中の急坂を,重い自転車を押しながら進んでアラウシ脱出。

少し登ったところで中央通りが写真のようにきれいに見えた。

いい町だったなあ。

 

どんどん登る。あっという間にアラウシが小さくなっていく。

そう,今日の道のりはたったの35kmだけど,

 

登り1000m,下り800m

 

アンデスではとなり町に行くだけで,山を2つ登らせる。

青空だけが救いだ。

 

山で作業をする人々。

ここは畑なのかな?子どもから大人まで,一族ではたらいているようだ。

 

 

 

2時間登り続けて,ようやく1つ目の山の上に到着。

遠くのは低い場所に雲がある。きっとあそこは雨だろう。

今の感じならこっちは大丈夫。

 

 

下り始めると,ずっと下に町が見えた。

うわ,これまたすごいところにあるな。

あのぐねぐね道を登らないと町に出入りできないじゃん・・

 

おまけに山の真ん中あたりに道路があるのわかるかな?

これからずっと下った後に,あそこを登っていくんだよ。

これから登る道が見えると,心が折れそうになるね。

写真の町は地図で見るとここ。グーグルマップ仕事しろよ,町がのってないぞ!

 

山と山の間の川まで下り,橋をわたったらすぐに登りが始まる。

アンデスのいつものパターンだ。

 

 

登っていると,山の斜面にたくさんのひつじがいた。

野生かな?と思ったけど,羊飼いらしき男の人がいた。

羊飼いだって。ハイジでしかみたことない。

 

 

さらに登っていくと・・

 

あ,ナリス・エル・ディアブロって,「悪魔の鼻」だ!

アラウシから出ている観光列車は,ここまで来るんだ。登りなかったらけっこう近いぞ。

 

見えるかぎりでは建物がいくつかある,村みたいな感じだけど・・鉄道はもっと下にあるのかな。

行ってみたいけど,せっかく登ってきたのに,下ることになっちゃうのでパス。

 

標高が上がるにつれて,どんどん雲が出てきて,山の上へと動いている。

まだ雨はふっていない。雲のぎりぎり下を走っているらしい。なかなか貴重な経験だ。

 

2つ目の山を登った先,チュンチに到着!

35kmだったけど,今日はもうこれ以上走りたくない・・

でも,グーグルマップにチュンチの道がのってない!

だから仕事してくれ,グーグル!

 

アップルのマップアプリではしっかり道がのっていた。今気づいた。

少し迷って,予約してあったホテルに入る。2000円。

地図にのっていない,もっと安そうなホテルが途中にあってくやしい。

 

それでも2000円なので部屋は広くて快適だった。

 

夜はレストランがたくさんあってどこにしよう・・と歩き回った。

もうここでいいや,と入ったところが大当たり。

肉がこれだけついていて2ドル(220円)今日も全部で3000円におさまりそうだ。

 

あとはブログ書いて寝るだけだ,とホテルでゆっくりしていると,

 

「★!※?&£€〆※?」

 

部屋にいてもうるさいと感じるぐらいのカラオケの音が聞こえてきた。

ホテルの中でやっているようだ。

まあ,寝るころには終わるでしょ,と思っていたら・・・

 

 

 

「★!※?&£€〆※?」

 

23時になっても終わる気配がない。しかもさっきよりうるさい。

電気を消して寝ようとしてみるが,まったく眠れない。

こちとら2000円も払ってるのに・・。

明日は1日で1800mも登らなきゃいけないから早く寝ないといけないのに・・。

 

あー,いいよもう,俺キレちゃうよ。

 

これまでの自分なら,「向こうにも事情があるんだろうし・・」

とか思っていただろう。

でもそんな弱い自分とはサヨナラしたのだ。

嫌だという気持ちは相手に伝えなければならない。

 

 

部屋を出て,のしのしと音のする階へと上っていく。

騒音の中,「こんばんは」と言ってくるホテルの男を無視して,音のする部屋を探す。

すぐに見つかった。とびらが開いていて,中の様子が見える。

どういうパーティだか知らないけど,中には若くはない数人の男女がいた。

このときのサトウの怒りは相当なもので,えんりょなく部屋に乗り込んだ。

 

そこで感情をこめた全力の一言。

 

「うるさい!!何時だと思ってるんだあ!」

 

南米に入ってから1番の叫びだった。

日本語だけど,気持ちが伝わればいい。

言い終えると,再びのしのしと怒りながら部屋へと戻り,バタン!と音を立てて扉を閉めた。

 

伝わったのか伝わっていなかったのか,覚えているかぎりではカラオケは1時まで続いていた。

自分はそのうち寝てしまったが,いつもより遅かったので,8時に出発する予定が,起きたら8時だった。

 

チェックアウトするときに,

「昨日の夜うるさかったよ」と言って出た。

 

残念だけど,チュンチについて今後思い出すのは,騒音カラオケだけになりそうだ。

Amazon

サトウにメッセージを送る