赤道首都キト3〜イバラとカヤンベ〜

キトへの道,2日目と3日目。

まずはあと43km,エクアドル北部の中心都市イバラを目指す。

そして次の日はカヤンベ。そうすると,キトはもう目の前になる。

 

 

イバラまでは600m標高を上げる。間に下りも入るから,いつも通り1000m以上登る予定だ。

 

はじめに一気に下ってから,登りが始まる。

昨日の後半と同じく,広くて新しい道が続く。苦手な直線登りが多いけど,坂自体はゆるいので何とかいける。

天気は,今にも雨がふりそうなくもり。

 

横に,昔の道が出てきた。やっぱり今走っているのは,最近できたんだね。

アメリカ並みにきれいでしょ。

 

でも,なかなか標高が上がらないな・・

と思ったら,

ここが思いっきり山で一気に登る。ヘアピンカーブが3回も出てきて,この赤丸の中で2〜3回休みながらこえていった。

登りにはなれたけど,なれただけで毎日しんどいのは変わらない!

ああ,きついきつい!

 

 

文字通り,今日最大の山場をこえて,遠くにはイバラが見えてくる。

さらに遠くに見える山は,セロ・インバブラという火山。大きすぎる。

そのふもとにあるのが,ヤウアルコチャ湖。

今日はここを見るのが楽しみだった。

 

湖は,入るのに50円かかるみたいだけど,係りの人にタダで入れてもらった。

 

湖沿いには,きれいな道路とサイクリングロードがあって,ぐるっと1周走れるようになっている。

地図で調べてみると,キャンプ場もあるみたいだ。久しぶりにこんな湖のほとりでキャンプしてみたいな。湖キャンプはアラスカ以来だ

→はじめての野宿

 

 

時間もあるし,のんびりサイクリングしようと思ったけど,残念ながら雨がふってきてしまった。

急いでイバラの町中へと向かう。

うっわ,石だたみだ。

ガタガタガタガタゆれながら進む。

まあ,エルサルバドルのスチトトよりはずっとずっとマシ。

 

予約しておいたホテルに到着。1泊1000円。

イバラはかなり大きな街だけど,特に見るところは無く,部屋で寝て過ごした。

 

しかし,夜中にかゆさで目が覚めてしまう。

蚊だ。

指先を刺されて,絶対につぶしてやると心に決めるも,なかなか見つからない。

電気を消して横になると羽音がするのに,結局姿をとらえることすらできなかった。

結果,あまり眠れず。

 

 

 

次の日。

今日はカヤンベという町まで,60kmの道のり。

カヤンベは2900mなので,今日もたくさん登ることになるだろう。

道は広くていいんだけど,ちょっとあきたな・・・。

近道にもなるだろうし,こっちの道で行ってみよう!

 

 

これが大正解!

道は石だたみで細いけど,車が少ないから気持ちよく走れる。

さらに,小さな町を通る道なので,人々のふだんの生活が見られるのが楽しい。

 

途中で声をかけられる。いつもの質問にいつもの答えを返して,いっしょに写真をとった。

うん,やっぱりこの道を選んでよかった。

 

まだまだ登る。

途中で見つけた謎植物。どうなってんのこれ?

 

 

 

こんな感じの静かな田舎。ときどきバスが通る以外は,排気ガスが気にならない。

 

野原で遊んでいた女の子2人がじっと見てきたから,

「お嬢ちゃん,写真をとらせてくれる?」と聞いたら,

 

「no」

 

断られた。そんな日もある。

 

 

 

400mぐらい登って,ようやく今日の3分の1,オタバロに到着。

ここはオタバロ族という,スペインに侵略される前から,もともと南米に住んでいた人々の町らしい。

土曜日には,オタバロ族の服などが売られるマーケットが開かれて,南米で1番の大きさだとか。

けっこう有名な観光地なんだね,後から知ったよ。

 

 

登りが1つ終わったので昼ごはん。

このスープは毎日出るけど,コロンビアからここまでで1番おいしかった。

これ全部で250円。最高。

 

午後が登りの本番だった。

何で毎日こんなきつい思いをしながら登っているのだろう・・3000mまで登ってきた。

時計の高度計はいつも−100mぐらいになっている。

 

そこからはカヤンベまでずっと下り。

安心感に包まれながら気持ちよく200m下る。

今日も予約をしておいた1000円の

ホテルに到着。

60kmで,6時間かかった。

外にはかわいい犬と猫。仲良しのようで,お互いにペロペロしていた。

ワンちゃんのほうはしっぽをふりながら近づいて来てくれて,久しぶりに犬をなでることができた。

これで1000円はおトクだよねえ。

ホテルは町の中心から少しはなれていたので,静かでぐっすり眠ることができた。

 

さあて,明日はついにキト・・の前に行くところがある。

それは,赤道記念公園!

赤道をまたいで写真を撮りまくるぞ!

 

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