赤道首都キト1〜トゥルカンの不思議なお墓〜

山ばかり登っていたコロンビアが終わり,山ばかり登るエクアドルに入国。

数えてみるとエクアドルで12ヶ国目。

必死に進んでいるのにまだ12かよ・・アメリカとカナダとメキシコのせいだけど。

 

コロンビアの国境はスタンプだけ。出国税は無かった。

そのままエクアドルに入る。

 

 

川にかかるこの橋が,コロンビアとエクアドルのさかい目。

それにしても人が多い。これまでの国境の中で,一番にぎわっているかもしれない。

 

さて,エクアドル側のイミグレーションはどこかな。

それっぽい建物の駐車場に自転車をとめて,あたりを歩き回る。

どこでスタンプをもらうんだかわからん。

 

近くにいた警察に聞いたら,この人だかりの奥へと連れて行ってくれた。

これは教えてもらわないとわからない。

こんなに人がいて,みんな何をしているんだろう。

 

15分ぐらいならんで,問題なくスタンプを押してもらえた。

何も聞かれなかったよ。

 

この間,20分ぐらい自転車は見えないところで放置。

財布とパスポート,ipad proだけは持っていっているけど,その他は置きっぱなし。

盗まれる?盗まれないよ。

 

無事に入国手続きが終わり,国境に一番近い町,トゥルカンへ。

国境が川にあるから,3kmだけどきつい登り。

今日走るのはたったの20kmだけど,登ってばかりで脚が休めない。

 

 

昼すぎには,予約してあったホテルに到着。

20ドルと,コロンビアの倍はする。

しかし中に入るとけっこう高級なホテルのようで,ベッドが3つある部屋を一人で使うことができた。朝ごはんもついてるみたいだし,これで20ドルなら安いか。

 

そう,エクアドルの通貨はUSドル。

USにいる感覚で買い物をすると,ものすごく安く感じられる。

コロンビアより少し高いとは言っても,中米よりはずっと安い。

 

少し休んで,トゥルカンに来た理由である,お墓に向かう。

 

荷物をおろした軽い自転車で街中を走る。

標高2950m,今日はずっとくもりなので,日本の冬並みに寒い。

なんとこのトゥルカン,エクアドルの中で一番高いところにある都市なのだそうだ。

 

ここまで寒いのは,メキシコ以来かもしれない。

 

これから貼る写真を見ればわかるけど,お墓なのに観光地になっているのだ。

街中はけっこうごみごみした感じなのに,ここだけ別世界のようにきれい。

 

お墓なので入場料もなにもない。

自転車をおして入る。

 

でーん!

 

出迎えてくれたのは,この不思議な植木たち。

この植木が有名なのだ。

様々な顔をした植木がならんでいる。

もっと奥に行ってみよう。

 

広いお墓の一部が,植木の迷路のようになっている。

形がととのいすぎていて,遠くからだとスポンジに見える。

 

植木に囲まれて自撮り。雰囲気あるよね。

 

 

大きいものを見上げている写真が好き。

 

お墓と庭がいっしょになっているのを,庭園霊園というようだ。

ホセ・フランコという人が,およそ70年前に作ったらしい。

植木でここまでの形を作るなんて,芸術ですな。

 

植木ばかりではなく,気持ちよく過ごせそうな庭にもなっている。お墓だということを忘れてしまいそうだ。

 

 

でもここは,やっぱりお墓なんだ。

 

これがエクアドル式。小さな窓1つ1つがお墓のやくわりを果たしている。

 

見て回っていると,観光客と同じくらい,お墓に花をそえに来ている人がいる。

お墓を観光地にするなんて,日本でやったら「不謹慎だ!」と言う人が出てきそう。

でも,メキシコの「死者の日」のように,死を前向きにとらえようとする考え方は,とても美しいと思う。だからお墓が観光地だっていいんだ。

 

その後ホテルに戻り,エクアドル初日の夜ごはん。

寒い中歩き回るのは嫌だったので,近くでいつものようにフライドチキン定食。

3ドルか・・うん,320円だから,コロンビアと大して変わらないな。

 

明日から,本格的にエクアドルの旅が始まる。

世界遺産でもある首都のキトはわずか200km先にある。

どうせ山ばっかりだろうけど,楽しんでいこう。

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