メキシコ編 碧海白浜カンクン5〜旅の形,頭の形〜

ムヘーレス島に行った翌日。

 

今日こそは1mも自転車に乗らずに過ごそう。

 

朝一で,髪を切りに行った。

自分でも切れるけど,ホテルでは切った髪の片づけができない。

かなり伸びてきたので,床屋で切ってしまうことにした。

 

 

入り口がおしゃれな店に入る。

どんな髪型にされても文句は言わないと決めていた。

 

しかし・・・

 

 

「3cm短くしてください」

「OK」

 

 

取り出したのは,バリカン。

 

ぶいいいいいん,ぶいいいいいいん

 

前髪を残して,横と後ろの髪が無くなっていく。

3cmどころではない。

 

「前髪は切る?」

「切るよ!!」

 

同じ形で短くしてくれればいいのに,明らかにおかしい。

「終わりよ」

 

 

おそるおそる鏡を見ると・・・

 

 

 

 

おいいい!何じゃこりゃ!?

どうセットしたらいいの?

いや文句言わないとは言ったけれど!

 

しかも150ペソ。高っ・・・。

早く髪伸びないかな,本当に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し落ち込んでロサスシエテに戻る。

来たときはドミトリーに4人しかいなかったけど,気づけばベッドがほぼ満員になっていた。

旅人が集まれば話に花がさくもので。

 

 

 

 

その中に,キックボードとテニスのラケット持った人がいた。

 

大学生のコバヤシさんは,2か月かけて世界一周をして,ここカンクンが最後のようだ。

2ヶ月とはなかなかの弾丸旅だ。

 

キックボードはちょっとした移動用に。

テニスラケットは,テニスが好きでラケットを持って写真を撮るためにあるようだ。

 

イギリスではテニスのファイナルを見てきたみたい。

 

 

コバヤシさんと昼,夜を一緒に食べ,それ以外の時間はみんなで旅の話をして過ごした。

話していると,時間があっと言う間に過ぎていく。

 

油断していると,何泊でもしてしまいそうだ。

同じ場所に予定もなく何週間,何ヶ月もいることを,バックパッカー用語で,「沈没」という。

 

沈没する人の気持ちが少しわかった。

 

 

 

 

宿でよく話したのはタカさん,トモヤさん,カズさん,コバヤシさん。

 

 

海外でなければ一生会うことがなかった日本人。

世界を旅している人は,思っていた以上にたくさんいる。

何も特別なことじゃないけど,一人一人に特別な旅の形がある。

それは,人と比べるものじゃないし,誰かに否定されるものでもない。

 

 

一人旅,おすすめですよ。

小学生のみんなは,大きくなったらぜひやってほしい。

全部一人で決めるから,旅で経験したことは,全部自分だけの宝物になる。

 

 

 

 

 

 

カンクン,体も心もゆっくり休めた。

自転車も新しいタイヤでご機嫌だ。これまでのは捨てないで予備に回す。

大丈夫,今回も予定通り出発することができそうだ。

 

 

 

 

朝,上に書いた4人に見送ってもらった。

やっぱり一人だけ髪型が死んでる・・・。

 

 

 

 

さて,長かったメキシコ編も次で最後になります。

 

「墨国終局チェトゥマル」

 

カリブ海でシュノーケリングに挑戦!

水中のきれいな映像をお届けします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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