メキシコ編 退屈道中ベラクルスタバスコ3〜すり切れる前に海沿いへ!〜

コアツァコアルコスで少し観光をして,退屈な気持ちも回復したかのように見えた。

 

 

しかし,少し楽しみにしていたカリブ海が残念すぎた。

 

 

道は平坦の周りは森。

おまけに今日の目的地は道沿いのよくわからんホテル。

 

 

走っている時間を少しでも楽しくしようと,頭と脚を意識して切り離す。

 

幸い,道はずっと平坦。脚は勝手にくるくる回る。

 

 

さて,何をして暇をつぶそう。

自転車に乗りながら動かせるのは首から上だけ。

結局,何かを「考える」ことしかできない。

 

考えるだけ。

でも,長い自転車旅を通して,考えるだけでも楽しめるように脳が進化している,ような気がする。

 

 

よくやるのが,

 

「漫画,アニメを頭で再生する」

「運動会のダンスの曲と振り付けを考える」

「6年生を送る会の出し物を考える」

「子どもから言われて嬉しかった言葉を思い出す」

 

 

調子がいいと,上の4つのうち1つで,知らないうちに10kmぐらい走っている。

ただ,下3つの学校系は弱点があって,

 

・せっかく考えても次の日には忘れちゃう。

・いやな思い出がよみがえることもある。

 

仕事の失敗や後悔は,いつになっても消えてくれないね。

 

 

そして,道沿いのよくわからんホテルに到着。400ペソだって,高いけど仕方ない。

 

 

高いしWifiが弱いし不満だらけだけど,夜,これを持ってきてくれた。

おいしかったけど,これタダなの?

次の日は何も言われなかったからそのままチェックアウトしちゃったけど・・・。

 

 

 

 

 

はい,そしてこの日はタバスコ州の州都,ビヤエルモサに到着!

 

このあたりでは一番の都会。

マヤ文明関係の博物館があるみたいだ。周りが公園になっていて,何だか楽しそう!

 

しかしまさかの1泊通過。

いよいよ観光がめんどうになり始めた。

 

 

ああ,頭の中で楽しむって言っても限度がある!

早く楽しい道になってよ!心がすりきれてしまう!

 

 

 

もう少しで赤丸のところまで行けるんだ!絶対楽しいでしょ,海,見放題でしょ!

 

 

 

 

 

ビヤエルモサから1日,フロンテラの町で1泊して・・・

 

 

 

 

 

 

 

やったあ,水たまりが出てきたぞ!

ここは湖なのかな。

 

何にせよ,水の近くを走るのは気持ちがいい。

やっと退屈道中も終わりかな。

 

 

 

 

 

この橋を渡れば,カルメン島だ!

海辺の町が俺を待っている!

 

 

ようやく着いたカルメン島。ホテルに入ったはいいが,ホテルから海辺までが3kmとはなれており,これまためんどうになって観光せずに終わる。

 

 

次の日。

 

今日はずっと海沿いを走れる!と意気込んで出発。

しかし,海の近くを走っているにもかかわらず,工場などの建物が多く,海はほとんど見えない。

結局,また考えることで時間をつぶして走った。

 

 

 

海辺の小さな町,サバンクイでストップ。

この町は潮の香りがして,ど田舎らしい停滞した空気がただよっていて好きだ。

住みたくはないけど。

 

 

 

 

いつのまにか,タバスコ州を抜けて,カンペチェ州に入っていた。

調べてみると・・・ん?2日後に着くであろうカンペチェも世界遺産の街なの?

いいじゃん,退屈道中がようやく終わりそうだ。

 

 

 

自転車旅の現実。世の中は観光できる場所ばかりじゃない。

 

「どの場所にも良さがあって,それを見つけるのが自転車旅だよ!」

 

初めは自分もそんな風に思っていたっけ。

無理だよ,4〜5年間毎日楽しいで終わるわけがない。

 

 

ただ,この退屈道中で,考えて楽しむことを身につけられたのは大きな収穫だ。

この技はこれから大いに役立ってくれることだろう。

 

 

さて,2つの記事で一気に10日分ぐらい進みました。

 

 

 

次回からは,

 

「城塞都市カンペチェ」

 

でお届けします!

 

 

 

 

 

 

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