メキシコ編 装飾天使プエブラ1〜対決,トラロック山!〜

メキシコ出発の日。

 

とりあえず,130kmはなれた世界遺産の街,プエブラを目指す。

 

間に大きな山があるので1日では行かれない。山がなくても130kmはきついけど。

 

 

 

9時にはアドリアーナさんにあいさつをして出発。

 

まずはこの大都会を抜けなくてはならない。うんざりした気持ちで走り始める。

 

 

都会なので信号が多い。地図をよく見ながらだから余計におそくなる。

 

 

 

 

こんなせまい,歩行者天国状態の市場の中を通らされる。

むせかえりそうな活気と,生鮮食品のにおい。

この中を車も平気で通っていく。

 

 

こんな歩道橋を歩いて通り抜けることも。

ごちゃごちゃしてて,地図を見ていても道をまちがえる。

 

 

 

 

 

2時間以上かけて,中心部から遠ざかっていくと,ようやく車が減ってきた。

もうすでに,そのへんのホテルに入ろうかな,と考えるぐらいつかれた。

 

 

 

 

でも,山が待っている。

山を楽しみにするなんて,数ヶ月前ではありえない。人間変わるもんだ。

 

 

 

そして,登りに入った。

トラロック山とポポカテペトル山という,2つの山の間の道を抜けていくことになる。

 

 

メガテンやペルソナでおなじみトラロック。

 

メキシコの神様だね。

 

ちなみにどちらも5000m級の山。富士山の2倍近く高い。

 

 

登り始めの標高は2100m。

もともと高いから,山と言ってもそれほど登らないだろう,と思っていた。

 

 

 

2200m・・・新タイヤ,いい感じ。登り,楽しい!

 

 

2300m・・・下りが楽しみだな。まだまだいけるぞ。

 

 

2400m・・・最高標高,更新できるかな。けっこう休みなく登るなあ。一休み。

 

 

 

遠くに見えるのが,ポポカテペトル山かな。登りは汗をかくね!

さらに,この高さではげしい運動をすると,空気がうすいから胸が苦しいような感じになる。

 

 

 

2500m・・・よいしょお!最高標高更新!もう,下っても,いい,よ!

 

 

2600m・・・まだ,登るの?もういいよ,これ以上は本音が出る。だから下ろう。

 

 

 

こんな景色が連続する。右のほうにトラック見えるかな。すっげえ登ってるよね。

 

 

 

2700m・・・もういい,もういいよ。せめて,休憩,させて・・・

 

 

 

 

標高2700mにも町がある。ここが頂上か。あ〜,大変だった。

600mも登ってきたじゃん。こんなに高くまで来るとは思わなかった。

 

売店でジュースを買って一気飲み。うわあ,体が冷える。

 

いいかげん登りも終わりだろうと,下りを楽しみに再出発。

 

 

 

2800m・・・聞いてない!こんなに登るなんて聞いてない!ああああ!

 

 

 

2900m・・・もう,自分でもわかってるよ,本当は登りなんて大大大っきらいだよ!

 

あ〜あ,結局3000mまで来ちゃった。ふざけんなこの山!

ここまで20km,下りは一度もなく,ずっと登りっぱなしだった。

 

 

今度こそ登りは終わり。前には下り坂が続いている。

やっと終わった・・達成感などない。ただただつかれた。

 

 

よく,他のサイクリストのブログで,

「そこから1000m登って」

とか,さらっと書いてあるけど,そのときの苦しさとか全身の痛みとかをちゃんと表現しろ!と思ってしまう。余裕のはずがないんだ。

 

 

 

 

 

そこからは上着をはおって,ひたすら下る。

こんな景色を見つつ,トラロック山を越えたことに安心しつつ,下る。

 

 

 

 

 

そして,メキシコシティを出てから90km,

 

 

サンマルティンテスメルカンデラバスティダ

という,わけわからんほど名前の長い町でストップ。

 

 

ホテルは思ったより安かった。

夜は鶏肉を買って食べた。鶏肉屋の店員が高校生ぐらいだったけど,とても感じがよく満足。

 

 

 

 

明日は40km走ればプエブラだ。きれいな街らしいので楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Amazon

サトウにメッセージを送る