アラスカ編 孤峰絶岸デナリ1〜出発,波乱の幕開け〜

6月16日,いよいよ出発の日をむかえた。

 

成田空港には,たくさんの子どもたちや保護者のみなさん,友達が来てくれて,感激だった。

ケーブルテレビにはいきなりみんなの前で話せと言われてとまどったけど,とてもいい出発だった。

 

飛行機は韓国の仁川→シアトル→アンカレジとのりかえながら行く予定だった。

しかし,シアトル行きが遅れているということで,別の会社の飛行機になった。

 

20時間で着く予定だったのが,その後も遅れに遅れて24時間以上かかってしまった。

16時に着く予定が,着いたのは22時30分。

 

 

夜中になっちゃったんじゃん!!

 

 

と思っていたら・・・

 

外が明るい。

 

これが,白夜か・・・

 

思っていたよりもずっと明るかった。

白夜については,youtubeでくわしく説明します。気になったら見てね!

 

あずけておいた荷物は無事に届いていた。心配だったので一安心。

 

そして,自転車を組み立てる。

 

広いのでやりやすかった。

 

しかしここで問題発生。

 

あれ・・・ブレーキがホイールに当たって,ホイールがうまく回らない・・・。

はい出ましたブレーキトラブル。このVブレーキという種類,よく止まるんだけど,いつまでたっても自分で調節ができない。もっとセオサイクルの店長に聞いてくればよかった・・・。

 

 

 

テンション↓↓↓↓

 

それでも何とか組み立てて,いざ空港を出発!

 

「おそくなっちゃったから,早く宿に行かなきゃ!」

と,こぎ出したしゅんかんだった。

 

 

 

バキッ

 

 

 

右前のバッグからかわいた音がした。

自転車に取り付けるための大事な部品が,おれた。

 

 

 

泣きそうになった。でも,早く宿に着かなきゃと思って,地図を見ながら宿を目指した。

 

しかし,

 

 

地図のところにあったのは,予約した宿ではなかった。名前も見た目もちがう。

フロントの人に聞こうと思ったけど,かぎがしまっていた。このとき24時。

 

「もう,ここで朝まで待つしかないかな・・・薄暗いし,なんとかなるかな」

 

そう決意して,しばらくは目立たないところでひっそりと座っていた。

することもないのでネットにつながらないipadをながめていると・・・

 

「予約した宿の住所は3104か・・・そう言えばここは33番通り・・・あれ,もしかして!?」

 

思った通りだった。前半の31は通りの名前を表していたのだ!近くの31番通りに行ってみると・・・

 

あった。しかしもう25時。明るいけど夜中の1時だ。かぎはしまっていた。

 

しかし,今回はおばちゃんがちょうど出て来てくれた。

 

Ob「予約はしてあるの?パスポートを見せて」

サ「してある!はい!」

 

Ob「調べたけど,あなたの予約は入ってないわ」

サ「いやいや,予約したって!エクスペディアからメール来てるよ!」

 

Ob「ああ,あったわ。でも,女性の部屋を予約してあるわね」←6人部屋

サ「おいいいい!どう見ても男でしょ!?」

 

サ「・・・・エクスペディアが悪い」

Ob「そう,エクスペディアが悪いのよ」

 

地図といい,予約といい,もうエクスペディアぜったい使わない。

 

 

その後,男の6人部屋に,ベッドの空きがあったので,無事に泊まることができた。

30ドル→3300円。高い。

 

 

荷物を部屋に運んでベッドに横になると,

 

「バッグこわれたし,ブレーキどうにかしなきゃいけないし,食べ物も買わなきゃいけない。荷物も重くて積みきれないし,この調子で本当にやっていけるのかな」

 

 

不安なことが頭の中をぐるぐるぐるぐるめぐった。

 

 

 

楽しみだったはずの夢が,恐怖に変わっていった。

 

 

 

そんなとき,自分の中の自分がささやく

 

 

 

 

 

「じゃあ,帰る?」

 

 

 

 

 

帰らない!!

 

 

 

悪いことがあるとすぐに落ち込む自分の心を落ち着かせ,夜中の2時,ようやく眠ることができた。

 

見送り以外はいいところなしの1日目。サトウはこれからどうなるのでしょうか!?

自分にもわかりません!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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